赤面症の治療
赤面症の実際の治療はどのように行われているのでしょうか。赤面症の治療には、大きく分けて投薬によるものと、認知療法と呼ばれる行動療法によるものとがあります。このうち数の上で多いのはやはり投薬による治療でしょう。
投薬による赤面症の治療では、抗うつ剤や精神安定剤などが用いられます。このうち即効性が期待できるのは精神安定剤や抗不安薬と呼ばれるタイプの薬剤です。抗うつ剤の場合は、飲み始めてから薬の効果を得るまでには、最低でも2?3週間はかかります。それまでの期間の言わば頓服代わりとして、抗不安薬などが用いられることになるのです。
抗うつ剤にはさまざまな種類がありますが、比較的どの抗うつ剤も赤面症などにはよく効きます。しかし抗うつ剤には副作用があるものも多く、また自分のかってな判断で薬の使用を中断したりすると、精神不安などに陥る場合があるので必ず医師の指導に従った服用をしなければなりません。
赤面症の治療ではもう1つ注意することがあります。それは赤面症を含む対人恐怖症の場合には、薬物療法とは対照的な認知療法がひじょうに高い効果を示す場合がありますが、同じ神経関連の医療機関といっても、この認知療法に関しては実績がほとんど無い医療機関が少なくないということです。
認知療法は赤面するという症状を客観的にとらえて、何度も自分で検証して、最終的に赤面することは恥ずかしいことではないと、自分で自信が持てるようになるように指導していく治療方法ですが、多くのクリニックなどでは手間ひまがかかることを嫌って、こうした認知療法をあまり積極的に行わないことが多いのです。このため赤面症の治療の多くが抗うつ薬などの投与によって処理されがちですが、薬剤による回復はある程度の即効性もあるためひじょうに有効ではあるものの、あくまでも対症療法であることを忘れてはいけません。
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中村壮志:メールマガジン「飛べ!レッドチキン〜赤面症なんて怖くない」が大きな反響を呼び、現在日本初の赤面症カウンセラーとして活躍中
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